タップで3D発光
処置の理由・優先理由
所見チェック
評価の段
選穴の段
凡例
評価穴:所見を取る穴
候補穴:処置で使う候補
評価+候補:二重丸
火穴をタップした時だけ、同経絡の水穴・気(金)穴が別色で連動発光します。通常時は普通の経穴色です。
長野式の優先ルール(全処置共通)
- 弱脈(消えるような弱い脈)→ 心臓血流促進処置(強心処置)を最優先。脈を強くしないと他の処置をしても効かない。
- 細脈(糸のように細い)→ 細脈処置(三陰交・内関等)を先に。先に処置しないと他が効かない。
- 胃の気3点処置は他の処置よりも優先。胃の気C・Dの人は少穴・弱刺激で処置しすぎない。
- 脈状と腹証の虚実が矛盾(逆証)→ 腹証を優先。逆証・仮面の脈は「治りにくい」サイン。
- 滑脈があれば粘膜消炎処置は必ず行う。腹全体に反応が多ければ個別処置でなく自律神経調整処置に集約。
- 肝実・下垂・心実・細脈の各処置は遅脈/数脈で構成穴が変わる。先に脈状を確認する。
- 補と瀉の両方を行う場合、補鍼が先・瀉鍼が後。背部の刺鍼は雀啄のみで留鍼しない。
- 慢性疾患の根底には瘀血・扁桃が潜む。局所治療だけでは治らない。糖尿持ちの慢性症状は血糖値調整処置を併せる。
- 治療の流れ: ①優先・基本処置 → ②各所見に基づく処置 → ③局所の処置 → ④必要に応じ施灸・皮内鍼。施灸は足から上へ順に、原則各7壮。
灸の基本(共通)
- 原則: 半米粒大の透熱灸・各7壮。状態に応じて3・5・15・21・31壮等。灸頭鍼・皮内鍼も併用する。
- 鍼は即効性、灸は慢性化した体質改善に必要。各処置の効果の持続には施灸が大事。
- 灸点の取り方: 数脈=体前面・四肢を、遅脈=腰背部の兪穴を主に。
- 施灸の順番は足側から上へ(例: 扁桃処置は照海→大椎→天牖→手三里。大椎は21壮、慢性微熱は21〜51壮の多壮灸も)。
- 多壮灸の例: 大椎(扁桃・微熱)/肩髃(皮膚科)/蠡溝(膀胱炎)/曲泉(前立腺)/陰谷・曲泉31壮(卵巣膿瘍)。
- 皮内鍼(平軸3mm・5mm)は施灸できない日々の「保定」に: 魄戸・膏肓(喘息)、孔最、中極(膀胱炎)、命門(子宮出血)、耳垂扁桃点、内ネーブル等。脊中への横V字の後は必ず皮内鍼で保定。
- 灸を嫌う人には壮数を減らす・灸点紙・台座付間接灸も可(直灸が望ましい)。
- 禁忌・注意: 顔面への施灸は禁忌(取穴を手足に変える)。膝に水腫・熱がある時は膝周囲に施灸しない。子供は弱刺激・少壮。
- 根治の考え方: 花粉症等は症状だけなら鍼でも取れるが、根治には扁桃処置・粘膜消炎処置の灸が不可欠。