池岡鍼灸院(大阪府大阪市・京阪本線 野江駅)

池岡鍼灸院

現代医療と並走する、安心の鍼灸ケア
院名池岡鍼灸院
院長小西未来
住所〒536-0008
大阪府大阪市城東区関目1-18-13
公式サイトhttps://ikeoka.net/shinkyu-top

池岡鍼灸院
院長
小西未来先生

池岡鍼灸院は、内科クリニックに併設された医療連携型の鍼灸院として、慢性疾患を抱える方の日常に寄り添う治療を行っています。​

院長の小西未来先生は、はり師・きゅう師、認定鍼灸師として内科診療と並走しながら、痛みや不定愁訴だけでなく、生活背景や加齢変化も含めて全体像を捉える臨床を続けてきた鍼灸師です。​

慢性的な痛み・こり・しびれ、不眠や倦怠感、動悸などの自律神経症状、内科慢性疾患に伴うQOL低下といった、「薬物療法のみでは改善が限定的な症状」に多く対応されています。​

高齢者や通院困難な方も含め、生活機能の維持・改善を目標に、内科診療の情報と照らし合わせながら継続的な症状管理を行う点が特徴です。

鍼灸の適応を見極める安全第一の姿勢

既往歴・併存疾患・内服薬・検査結果などを踏まえて鍼灸の適応と限界を慎重に判断し、年齢や体力に応じて刺激量を調整することで、高齢者や慢性疾患患者にも配慮した施術を行っています。​

医療介入が優先される、あるいは再評価が必要と考えられる場合には、併設クリニックの医師と速やかに情報を共有し、鍼灸だけで抱え込まない安全性重視の体制を整えています。

​「患者に一番近い医療従事者」でありたい想い

小西先生は、幼少期から続いた入院・通院経験を通して「患者に一番近い医療従事者になりたい」と考えたことを原点に、鍼灸の道を選んだ経緯があります。

東洋医学的な見立てだけで完結させるのではなく、現代医学的な病態把握を土台に、患者の生活や経過を含めて全体として理解し、医師の診断や治療方針を尊重しながら鍼灸の役割を誠実に果たしていく姿勢が一貫しています。

アクセス

京阪 野江駅 徒歩8分
住所 〒536-0008
大阪府大阪市城東区関目1-18-13
最寄駅京阪 野江駅
JR 野江駅
大阪メトロ 蒲生四丁目駅

現代医療と並走する鍼灸ケア

池岡鍼灸院では、鍼灸を「現代医療と並走させるケア」と位置づけ、医師の診断や治療方針をふまえたうえで、慢性症状や生活上のつらさに継続的に関わる役割を担っています。内科での診療情報を共有しながら、薬物療法だけでは届きにくい領域を鍼灸が補完することで、安全性と有効性の両立を図っています。

小西先生は大学院での総合病院・病棟研修を通じて、医師がどのような情報をもとに診断し、「どこを医療介入のラインとみなすか」を学び、その判断軸を臨床に生かしています。鍼灸だけで完結させず、「一度は医療機関で評価を受けた方がよい」と判断した場合には、早期に受診を促し、見逃しを防ぐことを重視しています。

連携について

内科併設だからできる情報共有と役割分担を大切に、同じ医療グループ内で診療情報を共有し、必要な検査や再評価があれば速やかに内科へつなぐ体制をとっています。一方で、薬物療法後も続く痛みや倦怠感、不定愁訴などについては、鍼灸が粘り強くフォローし、医師と鍼灸師がそれぞれの強みを生かしながら地域医療の一端を担うことを目指しています。

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ハリメドからの
メッセージ

医師の方へ

池岡鍼灸院は、内科診療と同じグループ内で情報を共有しながら、慢性疼痛や不定愁訴、内科慢性疾患に伴う生活上のつらさに対して補完的なケアを行う鍼灸院です。「医療介入のライン」を理解した鍼灸師が、見逃しにつながりそうな徴候は内科受診へ橋渡ししつつ、薬物療法後も残存する症状やQOL低下に対して、継続的な非薬物療法として関わるスタイルをとっています。

医師の先生が来院された際には、体験施術に加えて、当法人の院長(内科医)との面談を通じて、連携のイメージや運用の実際について意見交換していただける体制を整えています。「こういう症例なら鍼灸に任せられそうか」「どこまでを医療側でフォローすべきか」など、実例ベースで話をしてみたい先生は、一度情報収集のつもりでご体験いただければと思います。

患者さんへ

池岡鍼灸院は、「病院だけではすっきりしない症状」や「検査では大きな異常はないと言われたけれど、つらさが続いている」といったお悩みに、内科と連携しながら向き合う鍼灸院です。まずは医師の診察や検査で体の状態を確認し、そのうえで薬だけでは届きにくい痛みやこり、眠りの質、自律神経の乱れなどを、鍼灸がじっくりとサポートしていく。そんな役割分担を大切にしています。

「病院と鍼灸、どちらがいいのか分からない」と迷われている方でも、必要と判断された場合には同じグループの内科へ相談できる体制がありますので、まずは一度お話をしてみるつもりでお問い合わせいただければと思います。

2025年11月25日に、池岡鍼灸院の 小西未来(こにし みらい)先生 にインタビューをさせていただきました。

池岡鍼灸院 院長
小西未来先生
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ハリメド医師 高杉

病棟鍼灸師の経験を活かし、クリニック併設の鍼灸を

ハリメド(高杉):
今日はお時間ありがとうございます。まずは、クリニックの概要と先生のお仕事について教えていただけますか?

小西先生:
こちらこそ、よろしくお願いします。
私が勤めているのは、内科と介護部門を併設したクリニックで、その中に運動施設も鍼灸院もあり、法人全体の方針として「赤ちゃんから高齢の方まで、地域のケアを一貫して行う」ことを掲げています。

私はそこで鍼灸治療を担当しています。

ハリメド:
内科クリニック+介護+運動施設+鍼灸って、かなり先進的な形ですね。
うちもクリニック併設の鍼灸院をやっていますが、全国的に見てもまだ珍しいモデルだと思います。

小西先生:
そうだと思います。うちのクリニックの院長先生が新しいものを取り入れることに前向きなので、こういった形態が実現している部分は大きいですね。

大学院での病棟鍼灸から、地域のクリニックへ

ハリメド:
先生のキャリアの流れもお聞きしたいです。

小西先生:
はい、大学卒業後に、大学院の臨床専攻コースというところに進みました(今は廃止されています)。
臨床専攻コースは、病院で病棟や手術室などを期間でローテーションした後、病棟の患者さんに鍼治療を実施するコースで、内科病棟の患者さんなどに鍼施術を担当していました。

ハリメド:
それは興味深いですね。どんな患者さんや施術の経験ができるんでしょうか?

主治医の先生からオーダーをいただいて施術したり、逆に鍼灸の論文を持っていってこういう適応はありますかとディスカッションしたりしました。例えば肩の痛みなどの筋骨格だけでなく

  • 食欲不振
  • 認知症の周辺症状(BPSD)に伴う昼夜逆転などの睡眠障害
    など、多岐にわたる症状に対して鍼灸を行っていました。

修士論文では3本のケーススタディ論文が必要なのですが、肺炎の患者さんに対して、鎮咳薬が切れるタイミングの咳をその時間帯に抑えるような治療を行った症例をまとめています。

大学院修了後、今のクリニックに就職して、そのまま15年ほど勤務しています。

ハリメド:
病棟での経験が活きているなと思う感覚などはありますか?

小西先生:
そうですね。
その病院では、内科・整形外科・泌尿器科・眼科・精神科・婦人科・皮膚科…さまざまな科の手術を見学できたのは大きかったです。

白内障や前立腺の手術なども実際に見ているので、
高齢の患者さんが「今度こういう手術をするんです」とおっしゃったときに、
イメージを持って共有したり、例えば白内障の術後の患者さんだと仰臥位を避けるなど術後の生活指導をイメージしやすいのは、あの時の経験のおかげだと思います。

ハリメド:
病院の鍼灸では、どういった教育を受けるんでしょうか?

小西先生:
現在福島県立医科大学で教授をされている鈴木雅雄先生が当時赴任しておられたので、いろいろなことを教わりました。今だと福島県立医科大学だと一定の資格を持った鍼灸師だと研修医の先生のようにローテンションできるようになってきているそうですが、その走りのようだったかもしれませんね。

クリニック併設鍼灸院だから見えるもの

ハリメド:
今のクリニック併設の鍼灸では、どんな患者さんが多いですか?

小西先生:
主訴としては整形外科的な症状——肩こりや腰痛などが多いです。ただ、内科の患者さんも多くて、高齢の方の割合が高いのが特徴です。

肩や腰だけではなく、

  • ふらつきが出てきた
  • 食欲が落ちている

といった相談を同時に受けることも多いです。そういう場合でも相談したほうが良いなと思う場面では、「これは一度先生に診てもらいましょう」といった形で、すぐ隣の内科につなげています。

ハリメド:
クリニックの中に鍼灸があるからこそ、すぐ医師に橋渡しできるわけですね。どうやって連絡のやり取りをしていますか?

小西先生:
うちのクリニックの先生は、何かあったらすぐ何でも連絡してというタイプの先生なので、内線ですぐ連絡します。また、毎月集会があるためそこでも情報共有できます。

ハリメド:
内線があるのは安心ですね。

小西先生:
頻度は低いものの鍼灸での気胸のリスク対策や、高齢の患者さんで低血糖発作などに内線で人を呼べるのは安心です。

どうして鍼灸師に?
〜幼少期の入院経験から〜

ハリメド:
そもそも、なぜ鍼灸師を目指されたのでしょうか。

小西先生:
私は先天性の疾患があって、子どもの頃から入退院を繰り返していました。その中で、医療職に対する憧れはずっとあったんです。

進路を考える時期に、「治療を通じて患者さんに寄り添える仕事がしたい」という思いがありました。そんなとき、入院中に出会った看護師さんの一人が、とてもツボに詳しくて、「ここを押すと少し楽になるよ」と教えてくれたんですね。

その経験がずっと頭の片隅に残っていて、進路を選ぶタイミングで「あ、鍼灸師という仕事がある」とふっと思い出したのが、きっかけです。

なので、進路でも病院と一緒にできる場所だけ探していましたね。


鍼灸師だから見える「広く浅く」の医療と橋渡し

ハリメド:
先生ご自身は、鍼灸師になってみて予想と比べていかがでした?

小西先生:
鍼灸師は、思ったより色々な選択肢を持っているんじゃないかなと思っています。
たとえば、医療全体を「広く」勉強する職種だと思っています。

  • いろいろな病気の勉強をする
  • 現代医学では手が届きにくい部分を補う
  • 東洋医学の視点で、からだを別の角度から見る

ということもできますし、何より、患者さんのからだに実際に触れる時間が長いので、生活上の困りごとや小さな変化に気づきやすいです。

そのうえで「これは一度、医師に診ていただいた方がいいな」と感じたときには、

  • いつからどういう症状が出ているか
  • どんな場面で困っているか

といった情報を整理して、医師にお渡しできる。
その意味で、「患者さんと医師の橋渡し役」という感覚が強いですね。

ハリメドとの出会いと、「医師へのアプローチ」という問い

ハリメド:
今回、ハリメドにご連絡くださったきっかけは何でしたか?

小西先生:
先生が主催された不眠のセミナーに参加したのがきっかけです。
医師の視点から不眠や鍼灸がどう見えているのか知りたかったのと、精神科の先生の話を聞く機会は珍しいので、とても興味深かったです。

その活動をウェブサイトで拝見して、「こういう医師×鍼灸の橋渡しをしている方がいるんだ」と思い、連絡させていただきました。院長からも「いい取り組みだから是非」と背中を押していただきました。

ハリメド:
うれしいお話です。セミナーに登壇された山下先生にも是非連携してみてください!

小西先生:
是非連携できればなと思います!

ハリメド:
今日は、クリニック併設鍼灸院の現場から、とてもリアルなお話を聞かせていただきありがとうございました。こうしたモデルケースが増えていくと、医師から鍼灸への紹介の流れも変わってくると感じました。

小西先生:
こちらこそ、ありがとうございました。

まとめ

病院勤務での鍼灸経験をバックボーンに、現在は内科・介護部門を併設するクリニック内の「クリニック併設鍼灸院」として地域の患者さんを診ていらっしゃる先生でした。話しやすく優しい先生でした。

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この記事を書いた人

ハリメド【医師×鍼灸師が繋がるプラットフォーム】の編集部。代表は現役医師であり、クリニックと併設鍼灸院を経営。医学的知見と鍼灸院経営・マーケティング理論を融合させ、鍼灸のファンを増やす活動を通じて受療率向上を目指しています。医師と鍼灸師が顔の見える医療連携モデルの構築を全国で支援します。