下廉(LI8)完全解説|部位・取穴・主治・禁忌【WHO標準】

_LI8_ 下廉(Geren / Xiàlián)

下廉は手陽明大腸経(LI)に属する経穴です。
経穴番号 LI8
部位 前腕後面橈側、陽谿と曲池を結ぶ線上、肘窩横紋の下方4寸
経絡 手陽明大腸経(LI)

部位・定位

大腸経の経穴。腹部との連絡があり消化器疾患に関与。

標準部位
前腽後面橈側、陽谿と曲池を結ぶ線上、肘窩横紋の下方4寸
骨度法
前腕の橈側面、肘から手首方向へ4寸下がった部位
経穴・経絡
手陽明大腸経第8穴
五行穴分類

取穴方法(かけ方)

  • 1
    陽谿の位置を確認
    手関節背側の陽谿を確認します。
  • 2
    曲池の位置を確認
    肘の外側の曲池を確認します。
  • 3
    肘窩から下斴4寸
    曲池から手首方向へ4寸下がったところに取穴します。
取穴のポイント
上廉(LI9)の下方1寸。腹痛・肘腕痛の局所穴。

経絡・原穴深度

🐾
刺鍼深度目安
直刺0.5〜0.8寸。
⚠️
禁忌情報
特記事項なし。安全に刺鍼できる。

どんな症状に効くの?

🤕
肘腕痛・テニス肘
局所取穴として肘から前腕の痛みに使用。テニス肘に特効。
🫀
腹痛・下痢
大腸経として腹痛・下痢に使用。
💪
上肢痛・上肢麻痺
上肢の痛みやしびれの局所治療。
🐝
よく知られる組み合わせ
肘痛には曲池(LI11)・陽谿(LI5)と併用。腹痛には上廉(LI9)・足三里(ST36)を加える。

お家でできるポイント

⚠️
セルフケアの注意
前腕の外側のため安全に指圧できる。強い痛みが出ない程度に。
👋
セルフ指圧方法
前腕の外側で肘から手首へ向かう線上で、肘から4寸下がったところを親指で圧迫。30秒程度。肘の痛みに。

鍼灸師向け:経絡上の配穴

↛ここからは主に専門家向けの情報です。

📐
刺鍼情報
直刺0.5〜0.8寸。安全に刺鍼できる。

現代的なエビデンス

🔬
テニス肘などの上肢疾患に対する局所治療穴として自床報告がある。

よくある質問

Q. 下廉はどんな症状に使う? A. 主に肘から前腕の痛み(テニス肘)と腹痛に使用。上廉と異なり肘に近い。

まとめ

📌
下廉(LI8)は前腕後面、肘窩横紋の下方4寸にある経穴です。肘腕痛・テニス肘・腹痛・下痢に使用。上廉(LI9)と上下関係にあり併用されることが多い。曲池(LI11)・陽谿(LI5)との組み合わせが効果的。
📘 所属経絡ガイド
この経穴は手陽明大腸経に所属しています。経絡の循行・全経穴一覧・臨床応用をまとめた完全ガイドはこちら:

ツボマップで下廉を確認する →

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この記事を書いた人

「医師×鍼灸師プラットフォーム HARI×MED」管理者。クリニックと併設鍼灸院を経営。医学的知見と経営・マーケティングを融合させ、鍼灸のファンを増やす活動を通じて受療率向上を目指しています。持続可能な医療連携モデルの構築を全国で支援します。

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