_LI6_ 偏歴(Henreki / Piānlì)
偏歴は手陽明大腸経(LI)に属する経穴です。
経穴番号 LI6
部位 前腕後面橈側、陽谿と曲池を結ぶ線上、手関節背側横紋の上方3寸
経絡 手陽明大腸経(LI)
❶
部位・定位
絡穴。大腸経と肺経を絡ぐ穴。
標準部位
前腕後面橈側、陽谿と曲池を結ぶ線上、手関節背側横紋の上方3寸
骨度法
前腕の橈側面、手関節から肘方向へ3寸の部位
経穴・経絡
手陽明大腸経第6穴
五行穴分類
―(絡穴)
❷
取穴方法(かけ方)
-
1陽谿の位置を確認手関節背側の陽谿を確認します。
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2曲池の位置を確認肘の外側の曲池を確認します。
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3手関節から上方3寸陽谿から肘方向へ3寸上がったところに取穴します。
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取穴のポイント
絡穴。大腸経と肺経をつなぐ穴。水腫・むくみに特効。
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経絡・原穴深度
🐾
刺鍼深度目安
直刺0.5〜0.8寸。
⚠️
禁忌情報
特記事項なし。安全に刺鍼できる。
❹
どんな症状に効くの?
💧
水腫・むくみ・浮腫
絡穴として水液の代謝障害を改善。上肢のむくみに特効。
😷
鼻出血・鼻閉
大腸経として鼻疾患に使用。肺経への絡いにより鼻出血に特効。
👂
耳鳴り・難聴
頭部への影響により耳疾患に応用。
🐝
よく知られる組み合わせ
むくみには手三里(LI10)・曲池(LI11)と併用。鼻出血には迎香(LI20)・合谷(LI4)を加える。
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お家でできるポイント
⚠️
セルフケアの注意
前腕部のため安全に指圧できる。圧痛がある部位を中心に。
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セルフ指圧方法
前腕の橈側(親指側)の手首から肘へ向かう線上で手関節から3寸のところを親指で圧迫。30〜60秒。むくみや鼻出血に。
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鍼灸師向け:経絡上の配官
↛ここからは主に専門家向けの情報です。
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刺鍼情報
直刺0.5〜0.8寸。安全に刺鍼できる。
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現代的なエビデンス
🔬
絡穴としての水液調整機能が古典から現代まで報告されている。
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よくある質問
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Q. 絡穴とは何ですか? A. 経脈同士をつなぐ穴。偏歴は大腸経と肺経をつなぎ、両経の機能を相互に調整。
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まとめ
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偏歴(LI6)は前腕後面、手関節胇側横紋の上方3寸にある絡穴です。水腫・むくみ・鼻出血・耳鳴りに使用。大腸経と肺経をつなぐ重要穴。手三里(LI10)・曲池(LI11)との組み合わせが効果的。
