手三里(LI10)完全解説|部位・取穴・主治・禁忌【WHO標準】

_LI10_ 手三里(Tesanri / Shǒusānlǐ)

手三里は手陽明大腸経(LI)に属する経穴です。
経穴番号 LI10
部位 前腕後面橈側、陽谿と曲池を結ぶ線上、肘窩横紋の下方2寸
経絡 手陽明大腸経(LI)

部位・定位

大腸経の経穴。消化器と上肢の関係が密接。

標準部位
前腕後面橈側、陽谿と曲池を結ぶ線上、肘窩横紋の下方1寸
骨度法
前腕の橈側面、肘から手首方向へ2寸下がった部位
経穴・経絡
手陽明大腸経第10穴
五行穴分類

取穴方法(かけ方)

  • 1
    曲池の位置を確認
    肘の外側の曲池を確認します。
  • 2
    肘窩から下方2寸
    曲池から手首方向へ2寸下がったところに取穴します。
  • 3
    前腽後面橈側に取穴
    前腕の外側面に取穴します。
取穴のポイント
足三里(ST36)と名前が対応。上肢と消化器疾患の関係を示す穴。

経絡・原穴深度

🐾
刺鍼深度目安
直刺0.5〜0.8寸。
⚠️
禁忌情報
特記事項なし。安全に刺鍴できる。

どんな症状に効くの?

🍽️
腹痛・下痢・便秘
大腸経として消化器疾患全般に使用。腹部との関連穴。
💪
上肢痛・肘痛
局所取穴として前腕から上肢の痛みに使用。
🫀
消化不良・食欲不振
胃腸機能の調整に使用。
🐝
よく知られる組み合わせ
腹痛には上廉(LI9)・足三里(ST36)と併用。上肢痛には曲池(LI11)・陽谿(LI5)を加える。

お家でできるポイント

⚠️
セルフケアの注意
前腕部のため安全に指圧できる。腹痛時は優しい圧で。
👋
セルフ指圧方法
前腕の外側で肘の約2寸下を親指で圧迫。30〜60秒。腹痛や消化不良に。

鍼灸師向け:経絡上の配穴

↛ここからは主に専門家向けの情報です。

📐
刺鍼情報
直刺0.5〜0.8寸。安全に刺鍼できる。

現代的なエビデンス

🔬
消化器疾患に対する大腸経穴としての効果が自床報告されている。

よくある質問

Q. 手三里と足三里の関係は? A. どちらも三里穴で、上肢と下肢で対応。手三里は腹痛・消化器疾患、足三里は全身虚弱に使用。

まとめ

📌
手三里(LI10)は前腕後面、肘窩横紋の下方2寸にある経穴です。腹痛・下痢・便秘・上肢痛に使用。大腸経の経穴として消化器機能を調整。足三里(ST36)との組み合わせで全身的な効果が期待できます。
📘 所属経絡ガイド
この経穴は手陽明大腸経に所属しています。経絡の循行・全経穴一覧・臨床応用をまとめた完全ガイドはこちら:

ツボマップで手三里を確認する →

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この記事を書いた人

「医師×鍼灸師プラットフォーム HARI×MED」管理者。クリニックと併設鍼灸院を経営。医学的知見と経営・マーケティングを融合させ、鍼灸のファンを増やす活動を通じて受療率向上を目指しています。持続可能な医療連携モデルの構築を全国で支援します。

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