手五里(LI13)完全解説|部位・取穴・主治・禁忌【WHO標準】

_LI13_ 手五里(Tegori / Shǒuwǔlǐ)

手五里は手陽明大腸経(LI)に属する経穴です。
経穴番号 LI13
部位 上腕外側、曲池と肩髃を結ぶ線上、曲池の上方3寸
経絡 手陽明大腸経(LI)

部位・定位

禁鍼穴。歴史的には上肢の経穴。

標準部位
上腕外側、曲池と肩髃を結ぶ線上、曲池の上方3寸
骨度法
上腕の外側、肘から肩へ向かう線上で肘から3寸上がった部位
経穴・経絡
手陽明大腸経第13穴
五行穴分類

取穴方法(かけ方)

  • 1
    曲池の位置を確認
    肘窩横紋の外端にある曲池を確認します。
  • 2
    肩髃の位置を確認
    肩の前下方の肩髃を確認します。
  • 3
    曲池から上方3寸
    曲池から肩方向へ3寸上がったところに取穴します。
取穴のポイント
古典では禁鍼穴とされる。現代では慎重に使用。肘臂痛の治療穴。

経絡・原穴深度

🐾
刺鍼深度目安
直刺0.5〜0.8寸。深刺は避ける。
⚠️
禁忌情報
古典では禁鍼穴。神経叢に注意。可能な限り浅く刺入。

どんな症状に効くの?

💪
肘臂痛・上腕痛
上腕全体の痛みに使用。肘から肩への痛みに。
🫀
上肢麻痺・神経痛
上肢の神経症状に応用。
🔄
上肢の気滾
上肢の循環不全を改善。
🐝
よく知られる組み合わせ
肘臂痛には肘髎(LI12)・臂臑(LI14)と併用。上肢麻痺には上廉(LI9)・足三里(ST36)を加える。

お家でできるポイント

⚠️
セルフケアの注意
古典での禁鍼穴のため、専門家の指導を受けて使用。強い刺激は避ける。
👋
セルフ指圧方法
上腕の外側で肘から肩へ向かう線上で肘から3寸のところを軽く圧迫。20〜30秒。上腕痛に。

鍼灸師向け:経絡上の配穴

↛ここからは主に専門家向けの情報です。

📐
刺鍼情報
直刺0.5〜0.8寸。深刺は厳禁。神経叢に十分注意。古典では禁鍼穴とされる。

現代的なエビデンス

🔬
古典的禁忌穴だが、現代臨床では慎重に使用される場合がある。

よくある質問

Q. 手五里が禁鍼穴とされるのはなぜ? A. 腋窩神経叢に近く、深刺すると神経損傷のリスク。古典から現代まで禁鍼穴として扱われている。

まとめ

📌
手五里(LI13)は上腕外側、曲池と肩髃を結ぶ線上の曲池上方3寸にある経穴です。肘臂痛・上肢痛に使用。古典では禁鍼穴とされており、使用には慎重さが必要。肘髎(LI12)・臂臑(LI14)との組み合わせを検討。
📘 所属経絡ガイド
この経穴は手陽明大腸経に所属しています。経絡の循行・全経穴一覧・臨床応用をまとめた完全ガイドはこちら:

ツボマップで手五里を確認する →

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「医師×鍼灸師プラットフォーム HARI×MED」管理者。クリニックと併設鍼灸院を経営。医学的知見と経営・マーケティングを融合させ、鍼灸のファンを増やす活動を通じて受療率向上を目指しています。持続可能な医療連携モデルの構築を全国で支援します。

目次