神保町十河医院
附属鍼灸院

神保町十河医院附属鍼灸院は、2018年に神保町十河医院の附属施設として鍼灸外来を開設した鍼灸院です。
母体となる大慈松浦鍼灸院は1990年に群馬県高崎市で開業し、30年以上にわたり地域に密着した鍼灸医療を提供しています。
| 院名 | 神保町十河医院附属鍼灸院 |
| 院長 | 松浦知史 |
| 住所 | 〒101-0051 東京都千代田神田神保町1丁目7-15源興號ビル4階 |
| 公式サイト | https://www.toyo-matsuura.com/ |
| SNS(X) | https://x.com/satoshimat28742 |
神保町十河医院附属鍼灸院
院長 松浦知史先生
松浦知史先生は、精神科と産婦人科の領域に力を注いだ鍼灸臨床に日々取り組んでいます。
抑うつや不眠、胃腸の不調といった精神科領域の症状に加え、気分の揺れやほてり、だるさなど更年期に伴うさまざまな不調、そして妊娠を望む方が抱える心身の悩みなど、女性のライフステージに沿った多くのご相談に対応してきました。

こうした症状は、からだの不調として現れているだけでなく、仕事や家庭、人生の転機など、その方を取り巻く環境や心の負担とも密接に関わっていることが少なくありません。
そのため松浦先生は、症状そのものだけではなく、「どのような経過や背景の中で、鍼灸という選択にたどり着いたのか」という歩みも含めて丁寧にお話を伺いながら、一人ひとりに合わせた支援を行っています。
症状の背景を重視する姿勢

症状を単なる身体の不調として捉えるのではなく、その方がそこに至るまでの背景や経緯と深く結びついていることが少なくありません。
そこで診療では、症状だけを切り取って評価するのではなく、「どのような経過や状況の中で、鍼灸という選択に至ったのか」という来院までのプロセスを丁寧に伺うことを重視しています。
寄り添いながら進める治療
現在の症状が患者さんにとってどのような意味を持つのかを、生活環境や家族背景、価値観、仕事や生活リズムなども含めて一つの物語として受け止め、患者さんと共有することを心がけています。
そのうえで、医学的な視点と東洋医学的な見立てをすり合わせながら、無理のない形で治療方針を組み立てていきます。

鍼や灸による刺激だけでなく、「話をしてよかった」「自分の状況を一緒に整理できた」と感じていただける時間も治療の大切な一部と考え、患者さんそれぞれの物語に寄り添いながら伴走していくことを大切にしています。
アクセス
| 住所 | 〒101-0051 東京都千代田神田神保町1丁目7-15源興號ビル4階 |
| 最寄駅 | 神保町駅A7出口徒歩 1分 竹橋駅 徒歩12分 九段下駅 徒歩10分 |
地域医療の中で、鍼灸が果たせる役割を広げるために
医師との連携に関心を持ったのは、地域の鍼灸院が抱える課題は、一人の鍼灸師の努力だけでは乗り越えにくいと感じたからです。鍼灸師は診断名を付けられないため疾患ごとの症例集積が難しく、そのことが研究やエビデンス構築の妨げになっています。また、電子カルテやデータ基盤の整備も十分とは言えず、臨床研究を進めるには多くのハードルがあります。
こうした状況を変えていくには、医師による診断に基づく症例集積や、多職種が協働できる仕組みが不可欠だと考えています。鍼灸の有効性や安全性をより明確に示し、地域医療の中で鍼灸が果たせる役割を高めていくためにこそ、医師との連携が重要な鍵になると捉えています。
連携について
そのうえでの希望としては、医師と協力しながら信頼できるデータと臨床研究を積み重ね、鍼灸の価値を「経験」だけでなく「根拠」とともに社会に届けていきたいと考えています。診断や治療方針の共有を通じて、お互いの専門性を尊重しながら、患者さんにとってより安全で納得感のある医療を提供できる関係を築くことが目標です。
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ハリメドからの
メッセージ
医師の方へ
地域のなかで、鍼灸がどのような役割を果たせるのかは、診断や経過を共有していくことで、より具体的に見えてきます。
松浦知史先生は、精神科・産婦人科領域を中心に、診療情報に基づいた症例の蓄積や、多職種で患者さんを支える体制づくりに取り組んでいる鍼灸師です。
連携のパートナーをお探しの際には、ひとつの選択肢として松浦先生のプロフィールや臨床分野をぜひご覧ください。
患者さんへ
つらい症状が続くとき、「このまま様子を見てよいのか」「誰に相談したらよいのか」と迷うこともあると思います。
松浦先生は、抑うつや不眠、胃腸の不調、更年期の不調、妊娠を望む方の心身の悩みなど、こころとからだの両方に関わるご相談を多く受けてきました。
今の状態について専門家に話してみたいと感じたときは、松浦先生に一度相談してみてください。
