頭維(ST8)完全解説|部位・取穴・主治・禁忌【WHO標準】

頭維(ずい、Touwei)は足陽明胃経(ST)に属する経穴です。WHO/WPRO標準経穴部位(2008年)では前髪際額角の上方0.5寸、前正中線外方4.5寸に定められています。頭痛(前頭部・側頭部)・眩暈・眼疾患などへの臨床応用が知られています。

目次

基本情報

項目 内容
穴名 頭維(ずい)
英名 / 拼音 Touwei
経脈 足陽明胃経(ST)
番号 ST8

部位・取穴法・刺鍼

項目 内容
部位(WHO/WPRO 2008) 前髪際額角の上方0.5寸、前正中線外方4.5寸
刺鍼方向・深度 横刺0.5〜1.0寸

取穴のポイント

前髪際(額と髪の境界)から上方0.5寸、瞳孔を上に延ばした線との交点付近に取穴。横刺で側頭部を貫く。

解剖学的情報

刺入組織層:皮膚→前頭筋。浅側頭動脈の前頭枝が走行。三叉神経(V1・ophthalmic)の上眼窩神経が分布。

主治・適応

ツボマップで頭維を確認する →

  • 頭痛(前頭部・側頭部)
  • 眩暈
  • 眼疾患

代表的な配穴

主治・症状 配穴 臨床的根拠
前頭部・側頭部頭痛 太陽(経外奇穴)・合谷(LI4) 局所の奇穴と遠隔の原穴で頭痛を緩和する
眩暈・耳鳴 風池(GB20)・百会(GV20) 後頸部穴と頭頂穴で眩暈を平定する

臨床エビデンス

頭維は側頭部頭痛への古典的局所穴として知られます。浅側頭動脈周囲の位置を活かし、局所循環改善による血管性頭痛の軽減が期待されます。

まとめ

頭維(ずい)は足陽明胃経(ST)に属し、WHO/WPRO標準に基づき前髪際額角の上方0.5寸、前正中線外方4.5寸に位置します。頭痛(前頭部・側頭部)・眩暈・眼疾患などの主治に用いられ、刺鍼は横刺0.5〜1.0寸が標準です。

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著者:ハリメド編集部|現役医師監修

📘 所属経絡ガイド
この経穴は足陽明胃経に所属しています。経絡の循行・全経穴一覧・臨床応用をまとめた完全ガイドはこちら:
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この記事を書いた人

「医師×鍼灸師プラットフォーム HARI×MED」管理者。クリニックと併設鍼灸院を経営。医学的知見と経営・マーケティングを融合させ、鍼灸のファンを増やす活動を通じて受療率向上を目指しています。持続可能な医療連携モデルの構築を全国で支援します。

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