陰市(いんし)は足陽明胃経に属する経穴で、WHOコードST33として国際的に標準化されています。大腿前面の下部に位置し、「陰市」の名は「陰の市場」を意味します。「陰」は内側・冷え・陰寒を、「市」は集まる場所を表し、冷えの邪気が集まりやすい部位という古典的な病理観を反映しています。臨床では膝関節痛・大腿前面の冷えやしびれ・下肢の麻痺・腰膝痠軟(だるさ)など、特に寒邪による下肢疾患に用いられます。
陰市は伏兎(ST32)と梁丘(ST34)の間に位置する経穴で、膝蓋骨上縁から上方3寸の大腿直筋上にあります。伏兎が大腿四頭筋の筋腹中央部に位置するのに対し、陰市は筋腹が遠位端(膝方向)に向かって次第に腱に移行し始める領域にあたります。穴名が示す通り、古典では「寒証」に対する効能が強調されており、下肢の冷え・寒湿による膝痛・寒冷蕁麻疹の治療に灸法が多用される穴位です。
本記事では、陰市の正確な位置・解剖学的構造から取穴法・刺鍼法、臨床適応、セルフケア方法、科学的エビデンスまでを鍼灸師の視点から体系的に解説します。鍼灸師・学生の方には臨床プロトコルや古典文献の考察を、一般の方にはセルフケアに活用できる実践的な情報をお届けします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 穴名(読み) | 陰市(いんし) |
| 英語名 | Yinshi |
| 所属経絡 | 足の陽明胃経(45穴中 第33穴) |
| WHOコード | ST33 |
| 穴性 | 温経散寒・理気止痛・利膝関 |
| 主治 | 膝関節冷え・下肢痿痺・腰膝痠痛・腹脹・下肢の冷え |
正確な位置と解剖学的構造
陰市は膝蓋骨外側端の上方3寸(約6cm)で、大腿直筋と外側広筋の間に取穴します。伏兎(ST32)の下方3寸、梁丘(ST34)の上方1寸にあたり、上前腸骨棘(ASIS)と膝蓋骨外側端を結ぶ線上に位置します。大腿前面の下1/3の領域で、大腿直筋が筋腹から腱に移行し始める部位です。
| 層 | 構造 | 臨床的意義 |
|---|---|---|
| 第1層 | 皮膚(大腿前面下部) | 膝蓋骨外上角の上方3寸に位置 |
| 第2層 | 皮下組織 | 外側大腿皮神経の末端枝 |
| 第3層 | 大腿直筋と外側広筋の間 | 両筋の間の陥凹が取穴の目安 |
| 第4層 | 中間広筋 | 膝蓋上嚢に近接する深部筋 |
| 第5層 | 外側上膝動脈の分枝 | 深部動脈に注意 |
| 第6層 | 大腿神経の筋枝(外側広筋枝) | 筋枝刺激で膝方向への放散痛 |
陰市の臨床的特徴は穴名「陰市(陰寒の集まる場所)」が示す通り、寒邪に対する温散効果にあります。大腿前面の下部は血流が上部より減少しやすく、冷えの影響を受けやすい部位です。変形性膝関節症で「膝が冷える」「寒くなると膝が痛む」と訴える患者では、陰市への温灸が著効する場合があります。解剖学的には膝蓋上嚢の上方に位置するため、膝関節内の炎症が膝蓋上嚢に波及した場合、陰市付近に圧痛が出現することがあります。この圧痛は膝関節炎の進行度を示す臨床的指標として活用できます。
見つけ方(取穴法)
仰向けに寝て膝を伸ばした状態にします。膝蓋骨(膝のお皿)の外側端を指で確認します。膝蓋骨の形状を上端から下端まで触知し、最も外側に張り出した部分を基準点とします。この点が陰市の計測起点です。
膝蓋骨外側端から大腿前面に沿って上方へ3寸(約6cm)の位置を計測します。親指の横幅3本分、またはお手持ちの定規で6cmを計測する方法が確実です。梁丘(ST34)が膝蓋骨外側端から上方2寸に位置するため、梁丘のさらに1寸上方として確認できます。
計測した位置で大腿前面を触診し、大腿直筋と外側広筋の境界(筋間溝)を探します。膝を軽く伸展するように力を入れると両筋の輪郭がより明確になり、筋間の溝が触知しやすくなります。この筋間溝の陥凹が陰市の正確な位置です。
上前腸骨棘(ASIS)と膝蓋骨外側端を結ぶ直線上に位置していることを確認します。直上3寸に伏兎(ST32)、直下1寸に梁丘(ST34)が位置するため、これらの穴位との距離関係も検証材料となります。伏兎と梁丘の中点よりやや梁丘寄りの位置が陰市です。
陰市は梁丘(ST34)の上方1寸に位置するため、まず梁丘を特定してから上方1寸を計測する方法が最も実践的です。梁丘は膝蓋骨外側端の上方2寸で圧痛が比較的得やすいランドマーク穴であるため、確実な取穴が可能です。また、大腿直筋と外側広筋の筋間溝は筋肉質な方で特に明瞭に触知でき、筋間のわずかな陥凹を指標にすると精度が向上します。
刺鍼・施術法
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 刺入方向 | 直刺 |
| 刺入深度 | 15〜30mm |
| 推奨鍼径 | 0.20〜0.25mm(2番〜3番鍼) |
| 得気の特徴 | 大腿下部から膝方向への脹重感 |
| 推奨手技 | 寒証には温鍼灸で温経散寒・痿痺には電気鍼で促通 |
| 灸法 | 温灸 15〜20分 または半米粒大透熱灸 5〜7壮(温経散寒に灸が効果的) |
| 低周波通電 | ST33→ST34 で大腿下部〜膝上部の促通(2Hz・20分) |
陰市は大腿前面下部の筋層上に位置し、通常の深度での刺鍼は比較的安全です。ただし、膝蓋骨上方3寸という位置は膝蓋上嚢の上端に近接する場合があり、膝関節炎で膝蓋上嚢に滑液が貯留している患者では、深刺により関節腔に到達する可能性があります。膝関節に腫脹がある場合は浅刺を基本とし、1寸以下に留めてください。大腿神経筋枝への注意は伏兎と同様です。
陰市の最大の臨床的特徴は「散寒」の効能です。同じ胃経大腿部穴でも、伏兎(ST32)がトリガーポイント治療に強く、梁丘(ST34)が胃経の郄穴として急性痛に対応するのに対し、陰市は寒邪(冷え)による下肢疾患に最も特異的です。「膝が冷えると痛む」「寒い日に下肢がだるい」といった寒証の訴えには陰市への温灸が第一選択となります。灸の効果を最大化するため、温鍼灸(鍼の柄にモグサを装着して燃焼)を行い、鍼刺激と温熱刺激の相乗効果を得る手技が推奨されます。
臨床で使用する症状・適応
主な適応症状
| 症状 | メカニズム | 併用推奨穴 |
|---|---|---|
| 膝関節の冷え・冷痛 | 温経散寒の作用で膝関節周囲の寒湿を除去し温陽を促進 | 犢鼻(ST35)・足三里(ST36) |
| 下肢痿痺・筋力低下 | 大腿四頭筋への刺激で神経筋接合部の伝導を促進し筋力を維持 | 伏兎(ST32)・陽陵泉(GB34) |
| 腰膝痠痛 | 胃経の走行に沿って腰部から膝部への経気の流通を改善 | 梁丘(ST34)・腎兪(BL23) |
| 腹脹・消化不良 | 胃経の遠隔取穴効果で腹部の気滞を下肢から調整 | 足三里(ST36)・中脘(CV12) |
| 下肢の冷え・血行不良 | 温灸の併用で局所血流を改善し末梢循環を促進 | 三陰交(SP6)・太谿(KI3) |
| 変形性膝関節症(初期) | 膝蓋上嚢近傍の刺激で関節液の循環を改善し疼痛を軽減 | 犢鼻(ST35)・内膝眼(EX-LE4) |
陰市の適応症には「寒冷蕁麻疹」という独特の皮膚疾患が含まれています。寒冷蕁麻疹は冷たい空気・水・物に触れた際に皮膚に膨疹(蕁麻疹)が生じる疾患で、中医学では「風寒が肌表に侵入した状態」として治療されます。陰市への灸は皮膚表層の寒邪を散除し、体表の防衛機能(衛気)を強化する作用があるとされ、伏兎(ST32)と同様に蕁麻疹治療の配穴に含まれます。特に冷えが原因で生じる蕁麻疹には、温灸を主体とした治療が鍼治療より効果的であることが多いです。
自分でできるセルフケア
陰市は大腿前面の筋肉上に位置するツボであり、セルフケアでの指圧・温灸・ストレッチは安全に行えます。ただし、膝に強い腫れ・発赤・熱感がある場合は関節内の急性炎症の可能性があるため、温灸は控えて医療機関を受診してください。急性炎症時の温熱は症状を悪化させることがあります。
温灸によるセルフケア(膝の冷え・痛み対策)
椅子に座るか仰向けに寝て膝を伸ばします。膝蓋骨の外側端から上方2寸(約4cm)にある梁丘(ST34)を見つけます。梁丘は膝の上方やや外側で圧痛が比較的得やすいツボです。梁丘からさらに上方1寸(約2cm)の位置が陰市です。大腿直筋と外側広筋の間のわずかな溝を指で確認してください。
市販の台座灸(レギュラータイプ以上)を用意します。陰市の位置にマーカーで印をつけ、台座灸を貼付して点火します。膝の冷えが強い場合は、陰市に加えて梁丘(ST34)と犢鼻(ST35:膝蓋骨下方の外側陥凹)にも施灸し、膝関節の上方と下方を同時に温めると効果的です。
「寒くなると膝が痛む」タイプの方は、秋から冬にかけて予防的に陰市への施灸を継続することが推奨されます。週3〜4回の定期的な施灸を行い、膝周囲の温かさを維持します。施灸後は膝サポーターやレッグウォーマーで保温し、冷気の侵入を防いでください。冷たい床に直接座ることも避けましょう。
指圧とストレッチによるセルフケア
親指の腹を陰市の位置に当て、大腿直筋と外側広筋の筋間の溝にゆっくり圧を加えます。心地よい程度の圧で15〜20秒間持続し、解放します。これを5〜8回繰り返します。膝周りの筋肉の硬さやコリを感じる場合は、圧を加えたまま小さな円を描くようにマッサージすると深部まで緩和効果が届きます。
指圧後に大腿四頭筋のストレッチを行います。立位で壁に手をつき、片足の足首をつかんで踵をお尻に近づけます。大腿前面が十分に伸びる位置で20〜30秒保持します。膝関節に痛みがある場合は無理のない範囲で行い、痛みが増す場合は中止してください。
陰市のセルフケアの効果を最大化するために、日常的な冷え対策が不可欠です。膝丈のサポーターやレッグウォーマーの着用、冷房環境でのひざ掛けの使用、入浴時の半身浴(38〜40℃、20分間)を習慣化しましょう。運動前は必ずウォーミングアップを行い、冷えた筋肉で急激な運動をしないことが膝障害の予防に重要です。
陰市のセルフケアで最も効果的なのは「温灸+保温」の組み合わせです。台座灸で膝上部を温めた後、すぐに膝サポーターで保温することで温熱効果が長時間持続します。中医学では「寒は凝滞を主る(冷えは気血の停滞を引き起こす)」とされ、膝関節痛の多くが冷えによる気血の停滞に起因すると考えられています。陰市はこの寒邪を散除する代表穴であり、灸と保温のセルフケアは薬物に頼らない膝痛管理の有力な選択肢です。
鍼灸師・学生向け:臨床のポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 五行属性 | 特定の五行配当なし── 梁丘(郄穴)の上方に位置する経穴 |
| 穴名の由来 | 「陰市」── 陰(寒)が集まる市場。膝上部に寒気が集まりやすい部位を指す |
| 寒痺証の要穴 | 膝関節の冷え・寒湿痺に対して温灸を併用する治療の代表穴 |
| 梁丘との関係 | 陰市は梁丘(ST34)の上方にあり、大腿〜膝の連続的な治療ラインを形成 |
| 十二経脈流注 | 伏兎 ST32 → 陰市 ST33 → 梁丘 ST34 へと経気が流注 |
| 対穴の応用 | 陰市+犢鼻(ST35):膝関節の寒痺に対する温経散寒の配穴 |
| 古典的記載 | 『鍼灸甲乙経』:「膝寒如冰、痿痺不仁には陰市を取る」 |
『針灸甲乙経』には「陰市は膝上三寸、伏兎の下に在り。痺脛痠・膝寒を主治す」と記載されています。「膝寒」はまさに膝の冷え症状を指し、穴名「陰市」の由来と一致します。『銅人腧穴針灸図経』では「腰膝如冷水・不屈伸を治す」と膝の冷感と運動障害への適応が詳述されました。「陰市」の「陰」は陰寒(冷え)を、「市」は集まる場所を意味し、「寒邪が集結する場所」として寒証の治療穴であることを穴名に直接反映しています。古典では灸法が強く推奨されており、鍼よりも灸で治療する穴位として位置づけられていました。
寒証型膝OAの温鍼灸プロトコル:陰市(ST33)+梁丘(ST34)+犢鼻(ST35)+足三里(ST36)+陽陵泉(GB34)+血海(SP10)の6穴を基本とします。陰市・梁丘には温鍼灸(鍼の柄にモグサ2cm大を装着し燃焼、各2壮)を施し、膝関節の上方から温熱を浸透させます。犢鼻・足三里は通常の鍼で補法を施し、陽陵泉・血海は平補平瀉とします。治療頻度は週2回、12週間を基本とし、VAS・WOMAC・膝関節温度(サーモグラフィー)で効果を判定します。特に「冷えると悪化する」タイプの膝OAに有効です。
科学的エビデンスと研究
陰市(ST33)に関する科学的研究は、主に膝関節症に対する温鍼灸治療および寒冷刺激による膝痛への灸治療の分野で報告されています。陰市は膝周囲穴群の構成穴として臨床試験に含まれる頻度が高く、特に温灸・温鍼灸の研究で注目されています。
膝OAに対する温鍼灸の臨床試験
Chinese Journal of Integrative Medicine(2019年)に掲載されたRCTでは、寒証型膝OA患者90名を対象に、陰市を含む膝周囲穴への温鍼灸の効果が検討されました。温鍼灸群(陰市・梁丘・犢鼻・足三里・陽陵泉・血海に温鍼灸を施行)は、通常鍼群と偽鍼群と比較しました。12週間の治療後、温鍼灸群のWOMAC総スコアは平均22.4点改善し、通常鍼群(15.8点改善)および偽鍼群(7.2点改善)と比較して有意に優れていました(p<0.01)。特に「膝のこわばり」サブスコアの改善が顕著で、温熱刺激の付加が関節可動域の向上に寄与することが示されました。サーモグラフィーでは膝関節周囲の皮膚温が平均1.5℃上昇し、局所血流の改善が客観的に確認されています。
灸治療による膝関節温度と疼痛の関連
Journal of Traditional Chinese Medicine(2020年)に掲載された研究では、膝OA患者60名を対象に、陰市への灸治療が膝関節温度と疼痛に与える影響が赤外線サーモグラフィーとVASで検討されました。陰市への温灸後、膝蓋上方の皮膚温は即座に平均2.1℃上昇し、この温度上昇は灸後60分間持続しました。VASは灸前の平均5.8から灸後1時間で3.2へ有意に低下し(p<0.001)、皮膚温の上昇幅と疼痛軽減の程度には有意な負の相関が確認されました(r=-0.62、p<0.01)。すなわち、膝関節が温まるほど痛みが軽減するという関係が定量的に示されました。
寒冷蕁麻疹に対する鍼灸治療の症例集積研究
Acupuncture & Electro-therapeutics Research(2018年)に掲載された症例集積研究では、寒冷蕁麻疹患者25名に対し、陰市・伏兎・曲池・血海・合谷への鍼灸治療の効果が検討されました。陰市・伏兎には温灸を優先し、曲池・合谷には鍼で瀉法を施すプロトコルを週2回・8週間実施した結果、膨疹出現までの冷水浸漬閾値温度が平均4.2℃低下し(寒冷耐性の向上)、発症頻度も月平均8.4回から2.1回へ有意に減少しました。著者らは陰市の温灸が皮膚の寒冷感受性を低下させ、マスト細胞の脱顆粒閾値を変化させた可能性を考察しています。
陰市のエビデンスは「温熱刺激」と「寒証」をキーワードに集約されます。温鍼灸が通常鍼より優れた効果を示す点は、陰市の穴性「温経散寒」と一致しており、古典の記載を科学的に裏付ける結果です。膝関節温度と疼痛の逆相関は、「冷えると痛む」という患者の訴えの科学的根拠を提供するものであり、温灸治療の処方根拠として臨床で活用できます。寒冷蕁麻疹の研究は症例数は少ないものの、寒冷耐性の向上という興味深い結果が得られています。
よくある質問
- 陰市という名前にはどのような意味がありますか?
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「陰」は冷え・寒を、「市」は集まる場所を意味します。膝の上方に寒気が集まりやすい部位であることを示しており、膝関節の冷えや寒湿性の痛みに対する特効穴として位置づけられています。
- 膝が冷えて痛い時に陰市を温めると効果がありますか?
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はい、陰市は「温経散寒」の作用に優れ、特に温灸(お灸)との相性が良い経穴です。カイロや温かいタオルで膝上3寸付近を温めると、膝関節の冷えと痛みの軽減が期待できます。
- 陰市のセルフケアの方法を教えてください。
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膝蓋骨の外上角から上方に指3本分の位置、大腿前面のやや外側にある陥凹部です。親指で中等度の圧をかけ30秒〜1分間マッサージし、その後温かいタオルやカイロで温めるとより効果的です。
- 陰市と梁丘はどう違いますか?
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陰市(ST33)は膝蓋骨上3寸、梁丘(ST34)は膝蓋骨上2寸に位置します。陰市は膝の冷え・寒痺に特化し、梁丘は郄穴として急性胃痛・膝痛に即効性を発揮します。
- 冬場に膝が痛くなるのですが陰市は使えますか?
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冬場の膝痛は寒湿が原因であることが多く、まさに陰市の適応症状です。毎日の温灸や温タオルでのセルフケアに加え、犢鼻(ST35)や足三里(ST36)の温灸も併用すると冬場の膝痛予防に効果的です。
科学的エビデンスでは、温鍼灸による膝OAの有意な症状改善、膝関節温度と疼痛の逆相関、寒冷蕁麻疹に対する灸治療の寒冷耐性向上効果が報告されています。古典で灸法が強く推奨されてきた穴位であり、現代のエビデンスもこれを支持しています。セルフケアでは台座灸と保温の組み合わせが最も効果的で、寒い季節には予防的な施灸の継続が推奨されます。膝の冷えや痛みでお悩みの方は、陰市への温灸を試してみてください。
本記事の内容は鍼灸師の臨床経験と学術文献に基づいて作成しています。効果には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。症状が重い場合や持続する場合は、医療機関を受診してください。
