陰陵泉(SP9)完全解説|部位・取穴・主治・禁忌【WHO標準】

_SP9_ 陰陵泉(Yīnlíngquán / Inryousen)

陰陵泉は足太陰脾経(SP)に属する経穴です。
経穴番号 SP9
部位 下腿内側、脛骨内側顆下縁と脛骨内縁が接する陥出部
経絡 足太陰脾経(SP)

部位・定位

脾経の重要穴。消化器・婦人科に関与。

標準部位
下腿内側、脛骨内側顆下縁と脛骨内縁が接する陥出部
骨度法
膝の内側、脛骨の内側顆の下縁の陥出部
経穴・経絡
足太陰脾経第9穴
五行穴分類

取穴方法(かけ方)

  • 1
    部位を確認
    膝の内側、脛骨の内側顆の下縁の陥出部を確認します。
  • 2
    触診で確認
    指で触れて陥出部や圧痛点を確認します。
取穴のポイント
脾経の穴。触診で圧痛を確認。

経絡・原穴深度

🐾
刺鍼深度目安
直刺1.0〜2.0寸。
⚠️
禁忌情報
特になし。

どんな症状に効くの?

💧
浮腫・排尿障害
利水の要穴。水湿の停滞を強力に除く。
🍚
腹脳・下痢
脾の運化を強め湿邪を除く。
🦵
膝の痛み
局所の関節痛に有効。
🐝
よく知られる組み合わせ
利水には三陰交(SP6)・水分(CV9)と併用が基本。腹脹には足三里(ST36)を加える。

お家でできるポイント

⚠️
セルフケアの注意
膝の内側のため安全に指圧できる。20〜30秒。
👋
セルフ指圧方法
膝の内側、脛骨の上端の陥出部を親指で押す。20〜30秒。浮腫や重だるさに。

鍼灸師向け:経絡上の配穴

↙ここからは主に専門家向けの情報です。

📐
刺鍼情報
直刺1.0〜2.0寸。灸も有効。

現代的なエビデンス

🔬
浮腫・排尿障害に対する多くの臨床報告。利水の代表穴として高いエビデンスレベル。 📖 Lin JG et al. J Altern Complement Med. 2009;15(9):1027-1032

よくある質問

Q. 陰陵泉は何に効く? A. 利水の要穴。浮腫・排尿障害・腹脹・下痢に使用。水湿の停滞を強力に除く。

まとめ

🌌
陰陵泉(SP9)は膝の内側にある経穴で助水の要穴です。浮腫・排尿障害を強力に改善。腹脳・下痢にも使用。三陰交(SP6)・足三里(ST36)との組み合わせが基本。
📘 所属経絡ガイド
この経穴は足太陰脾経に所属しています。経絡の循行・全経穴一覧・臨床応用をまとめた完全ガイドはこちら:

ツボマップで陰陵泉を確認する ↗

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この記事を書いた人

「医師×鍼灸師プラットフォーム HARI×MED」管理者。クリニックと併設鍼灸院を経営。医学的知見と経営・マーケティングを融合させ、鍼灸のファンを増やす活動を通じて受療率向上を目指しています。持続可能な医療連携モデルの構築を全国で支援します。

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