_GV3_ 腰陽関(Koshiyoukan / Yāoyángguān)
腰陽関は督脈(GV)に属する経穴です。
経穴番号
GV3
部位
腰部、後正中線上、第4腰椎棘突起下方の陥凹部
経絡
督脈(GV)
❶
部位・定位
腰痛・下肢痛の要穴。腰陽関は腰部疾患の代表穴。
標準部位
腰部、後正中線上、第4腰椎棘突起下方の陥凹部
骨度法
第4腰椎棘突起下方(ヤコビー線の高さ)に取穴
経穴・経絡
督脈第3穴
五行穴分類
―
❷
取穴方法(かけ方)
1
第4腰椎を確認
左右の腸骨稜の最高点を結ぶヤコビー線上で第4腰椎棘突起を確認。
2
棘突起下方を確認
第4腰椎棘突起の直下の陥凹部を触知します。
3
陥凹部に取穴
後正中線上、第4腰椎棘突起下方の陥凹部に取穴します。
取穴のポイント
ヤコビー線を目安に第4腰椎を同定する。腰を前屈させると棘突起間が開いて取穴しやすい。
❸
経絡・原穴深度
刺鍼深度目安
直刺0.5〜1.0寸
禁忌情報
特記すべき禁忌なし。脊柱管に注意
❹
どんな症状に効くの?
🦴 腰痛
腰部疾患の代表穴。急性・慢性腰痛に使用
🦵 下肢痛・痺れ
坐骨神経痛・下肢の痺れに配穴
よく知られる組み合わせ
腰痛には腎兪(BL23)・委中(BL40)と併用。坐骨神経痛には環跳(GB30)を加える
❺
お家でできるポイント
セルフケアの注意
腰を反らさず、指で棘突起間を優しく押す。
セルフ指圧方法
腰の正中線上、ベルトの高さ付近を親指で押圧。呼吸に合わせて20〜30秒。腰痛予防に。
❻
鍼灸師向け:経絡上の配穴
↙ここからは主に専門家向けの情報です。
刺鍼情報
直刺0.5〜1.0寸。棘突起間の陥凹部を正確に刺入
❼
現代的なエビデンス
腰痛患者への腰陽関・腎兪の鍼治療でVASスコアの有意な改善が報告されている(Zhang Y et al. J Acupunct Meridian Stud. 2017;10(1):40-46)。
❽
よくある質問
腰陽関はどこにありますか?
腰部、後正中線上、第4腰椎棘突起下方の陥凹部に位置します。
自分で押しても効果がありますか?
はい。腰の正中線上、ベルトの高さ付近を親指で押圧。呼吸に合わせて20〜30秒。腰痛予防に。
✅
まとめ
腰陽関(GV3)は督脈の経穴で、腰痛・下肢痛・痺れの治療に使用します。
