脊中(GV6)完全解説|部位・取穴・主治・禁忌【WHO標準】

_GV6_ 脊中(Sekichuu / Jǐzhōng)
脊中は督脈(GV)に属する経穴です。
経穴番号

GV6

部位

背部、後正中線上、第11胸椎棘突起下方の陥凹部

経絡

督脈(GV)

部位・定位

腰背痛・消化器疾患の治療穴。

標準部位
背部、後正中線上、第11胸椎棘突起下方の陥凹部
骨度法
第11胸椎棘突起下方に取穴
経穴・経絡
督脈第6穴
五行穴分類

取穴方法(かけ方)

1
第11胸椎を確認

第12肋骨起始部付近で第11胸椎棘突起を確認。

2
棘突起下方を触知

第11胸椎棘突起の直下の陥凹部を触知します。

3
後正中線上に取穴

後正中線上、第11胸椎棘突起下方の陥凹部に取穴します。

取穴のポイント

脊柱の可動域の指標となる。前屈で確認しやすい。

経絡・原穴深度

🐾
刺鍼深度目安

直刺0.5〜1.0寸

⚠️
禁忌情報

特記すべき禁忌なし。深刺注意

どんな症状に効くの?

🦴 腰背部痛
背部・腰部の痛みやこわばりに使用
🔥 下痢・消化不良
脾胃の調整穴として消化器疾患に応用
🐝
よく知られる組み合わせ

腰痛には命門(GV4)・腎兪(BL23)と併用

お家でできるポイント

⚠️
セルフケアの注意

背中のため自分では押しにくい。テニスボール等を利用。

👋
セルフ指圧方法

床にテニスボールを置き、背中の正中線に当てて体重で圧迫。20〜30秒。

鍼灸師向け:経絡上の配穴

↙ここからは主に専門家向けの情報です。

📐
刺鍼情報

直刺0.5〜1.0寸。灸も多用される

現代的なエビデンス

🔬
脊中への灸治療が慢性下痢の改善に有効とする臨床報告がある(Chen H et al. J Tradit Chin Med. 2014;34(3):308-313)。

よくある質問

脊中はどこにありますか?

背部、後正中線上、第11胸椎棘突起下方の陥凹部に位置します。

自分で押しても効果がありますか?

はい。床にテニスボールを置き、背中の正中線に当てて体重で圧迫。20〜30秒。

まとめ

脊中(GV6)は督脈の経穴で、腰背部痛・下痢・消化不良の治療に使用します。
📘 所属経絡ガイド
この経穴は督脈に所属しています。経絡の循行・全経穴一覧・臨床応用をまとめた完全ガイドはこちら:

ツボマップで脊中を確認する ↗

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「医師×鍼灸師プラットフォーム HARI×MED」管理者。クリニックと併設鍼灸院を経営。医学的知見と経営・マーケティングを融合させ、鍼灸のファンを増やす活動を通じて受療率向上を目指しています。持続可能な医療連携モデルの構築を全国で支援します。

目次