巨骨(LI16)完全解説|部位・取穴・主治・禁忌【WHO標準】

_LI16_ 巨骨(Kokotsu / Jùgǔ)

巨骨は手陽明大腸経(LI)に属する経穴です。
経穴番号 LI16
部位 肩甲骨肩峰端と鎖骨肩峰端の間の陥出部
経絡 手陽明大腸経(LI)

部位・定位

肩周囲の穴の中で最も高い位置。肩こりに有効。

標準部位
肩甲骨肩峰端と鎖骨肩峰端の間の陥出部
骨度法
肩の上,肩甲骨の肩峰端と鎖骨の肩峰端の間の凹み
経穴・経絡
手陽明大腸経第16穴
五行穴分類

取穴方法(かけ方)

  • 1
    肩峰を確認
    肩の一番高い骨(肩峰)を確認します。
  • 2
    肩甲骨と鎖骨の境界を探す
    肩甲骨と鎖骨の肩峰端の間を確認します。
  • 3
    陥凹部に取穴
    肩の上の凹みに取穴します。
取穴のポイント
肩の上、肩峰の上外方。肩痛・肩こりの重要穴。肩の最上部に位置。

経絡・原穴深度

🐾
刺鍼深度目安
直刺0.5〜0.8寸。または斜刺で浅く。
⚠️
禁忌情報
特記事項なし。安全に刺鍼できる。

どんな症状に効くの?

💪
肩痛・肩こり
肩周囲全体の痛みとこり感に使用。肩のあらゆる症状に有効。
🫀
上肢不挙・上肢痛
上肢が上がらない、痛い症状に。
🔄
頸肩部の緊張・張り感
頸肩部全体の筋緊張を解除。
🐝
よく知られる組み合わせ
肩こりには肩髃(LI15)・臂臑(LI14)と併用が基本。頸肩痛には天宗(SI11)を加える。

お家でできるポイント

⚠️
セルフケアの注意
肩の上部のため自分で取穴できるが、強い圧は避ける。
👋
セルフ指圧方法
肩の上、肩甲骨と鎖骨の間の凹みを指で圧迫。30〜60秒。肩こりや肩痛に。

鍼灸師向け:経絡上の配穴

↛ここからは主に専門家向けの情報です。

📐
刺鍼情報
直刺0.5〜0.8寸。または斜刺で浅く。

現代的なエビデンス

🔬
肩こりの治療穴として古典から現代まで使用されている。

よくある質問

Q. 巨骨と肩髃の関係は? A. 肩髃は肩関節そのもの、巨骨は肩の上。両者を併用することで肩全体の痛みに対応。

まとめ

📌
巨骨(LI16)は肩甲骨肩峰端と鎖骨肩峰端の間の陥出部にある経穴です。肩痛・肩こり・上肢不挙に使用。肩周囲穴の中で最も高い位置。肩髃(LI15)・臂臑(LI14)との組み合わせで肩の全症状に対応。
📘 所属経絡ガイド
この経穴は手陽明大腸経に所属しています。経絡の循行・全経穴一覧・臨床応用をまとめた完全ガイドはこちら:

ツボマップで巨骨を確認する →

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この記事を書いた人

「医師×鍼灸師プラットフォーム HARI×MED」管理者。クリニックと併設鍼灸院を経営。医学的知見と経営・マーケティングを融合させ、鍼灸のファンを増やす活動を通じて受療率向上を目指しています。持続可能な医療連携モデルの構築を全国で支援します。

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