温溜(LI7)完全解説|部位・取穴・主治・禁忌【WHO標準】

_LI7_ 温溜(Onru / Wēnliú)

温溜は手陽明大腸経(LI)に属する経穴です。
経穴番号 LI7
部位 前腕後面橈側、陴谿と曲池を結ぶ線上、手関節耕側横紋の上方5寸
経絡 手陽明大腸経(LI)

部位・定位

郄穴。急性症状に特に有効。

標溦部位
前腕後面橈側、陽谿と曲池を結ぶ線上、手関節背側横紋の上方5寸
骨度法
前腕の橈側面、手関節から肘方向へ5寸の部位
経穴・経絡
手陽明大腸経第7穴
五行穴分類
―(郄穴)

取穴方法(かけ方)

  • 1
    陶谿の位置を確認
    手関節背側の陽谿を確認します。
  • 2
    曲池の位置を確認
    肘の外側の曲池を確認します。
  • 3
    手関節から上方5寸
    陽谿から肘方向へ5寸上がったところに取穴します。
取穴のポイント
郄穴。急性の咽喉腫痛に即効性がある。急性症状の治療穴。

経絡・原穴深度

🐾
刺鍼深度目安
直刺0.5〜0.8寸。
⚠️
禁忌情報
特記事項なし。安全に刺鍼できる。

どんな症状に効くの?

🔥
咽喉腫痛・急性扁桃炎
郄穴として急性の咽喉腫痛に即効性がある。
🧊
口内炎・歯肉炎
大腸経として口腔内炎症に使用。
🫁
咳嗽・喘息
急性の咳嗽・喘息に応用。
🐝
よく知られる組み合わせ
急性咽頭痛には批突(LI18)・天鼎(LI17)と併用。咳嗽には孔最(LU6)・列缺(LU7)を加える。

お家でできるポイント

⚠️
セルフケアの注意
前腕部のため安全に指圧できる。圧痛がある部位を中心に。
👋
セルフ指圧方法
前腕の橈側の手首から肘へ向かう線上で手関節から5寸のところを親指で圧迫。30〜60秒。急性の喉の痛みに。

鍼灸師向け:経絡上の配穴

↛ここからは主に専門家向けの情報です。

📐
刺鍼情報
直刺0.5〜0.8寸。急性咽頭痛には即効性がある。

現代的なエビデンス

🔬
急性咽頭炎に対する郄穴としての効果が多く報告されている。

よくある質問

Q. 温溜と孔最の違いは? A. 温溜は郄穴で急性症状に、孔最は郄穴で出血症状に特に有効。位置は異なり、温溜が肘に近い。

まとめ

📌
温溜(LI7)は前腽後面、手関節背側横紋の上方5寸にある郄穴です。急性咽喉腫痛・口内炎・咳嗽に使用。急性症状に即効性がある重要穴。扺突(LI18)・天鼎(LI17)との組み合わせが効果的。
📘 所属経絡ガイド
この経穴は手陽明大腸経に所属しています。経絡の循行・全経穴一覧・臨床応用をまとめた完全ガイドはこちら:

ツボマップで温溜を確認する →

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「医師×鍼灸師プラットフォーム HARI×MED」管理者。クリニックと併設鍼灸院を経営。医学的知見と経営・マーケティングを融合させ、鍼灸のファンを増やす活動を通じて受療率向上を目指しています。持続可能な医療連携モデルの構築を全国で支援します。

目次