天枢(てんすう、Tianshu)は足陽明胃経(ST)に属する経穴です。WHO/WPRO標準経穴部位(2008年)では臍外方2寸に定められています。便秘・下痢・過敏性腸症候群・腹痛・腹部膨満・月経不順などへの臨床応用が知られています。
目次
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 穴名 | 天枢(てんすう) |
| 英名 / 拼音 | Tianshu |
| 経脈 | 足陽明胃経(ST) |
| 番号 | ST25 |
| 要穴分類 | 大腸の募穴 |
部位・取穴法・刺鍼
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 部位(WHO/WPRO 2008) | 臍外方2寸 |
| 刺鍼方向・深度 | 直刺1.0〜1.5寸 |
取穴のポイント
臍の直横(外側)2寸に取穴。腹部を軽く圧診して腹直筋を確認してから刺す。
解剖学的情報
刺入組織層:皮膚→皮下組織→腹直筋→腹膜。大腸が外側に位置(横行結腸)。
主治・適応
- 便秘・下痢・過敏性腸症候群
- 腹痛・腹部膨満
- 月経不順
要穴としての意義
天枢(ST25)は大腸の募穴として分類されます。
臨床エビデンス
天枢への直接刺激が大腸蠕動を促進し、腸管バリア機能を改善するメカニズムが複数の動物実験で示されています。
まとめ
天枢(てんすう)は足陽明胃経(ST)に属し、WHO/WPRO標準に基づき臍外方2寸に位置します。便秘・下痢・過敏性腸症候群・腹痛・腹部膨満・月経不順などの主治に用いられ、刺鍼は直刺1.0〜1.5寸が標準です。本穴は大腸の募穴に分類され、経穴学上の重要性が高い。
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著者:ハリメド編集部|現役医師監修
