こん野鍼灸・整骨院
私はもともと、外傷や痛みを診られる仕事がしたいと思い、柔道整復師の資格を取得し、整形外科で勤務していました。 その中で鍼灸師と一緒に働く機会があり、鍼灸が持つ治療の幅広さや可能性の大きさに強く惹かれたことが、鍼灸師を目指したきっかけです。
整形外科では、骨や筋肉、関節など身体の構造に対する治療を学び、外傷や痛みに対する知識と経験を積みました。 しかし現場で多くの患者様と接する中で、画像検査や血液検査では異常が見つからないのに、つらい症状を抱えている方が少なくないことを実感しました。
ちょうどその頃、私自身も身体の不調を経験しました。 整形外科で働きながら鍼灸学校に通っていた20代の頃、無月経になりました。病院で検査をしても「異常なし」と言われる一方で、明らかに身体は不調でした。 そんな時に受けた鍼灸治療によって、少しずつ身体の状態が整い、不順ながら月経が戻りました。
その経験から、身体にはまだ十分に説明しきれない回復する力があり、鍼灸にはその力を引き出す可能性があることを、自分自身の身体で実感しました。 この体験が、今の治療観の原点になっています。 その後、精神疾患のある方への支援に関わる中で、「その人の話を聴くこと」そのものが治療になるということを学びました。
過去にどんなことがあったのか、今どんな思いを抱えているのか、これからどうなりたいのか。 一人ひとりの背景に耳を傾けることで、身体だけではなく心も少しずつ緩んでいく。 「わかってもらえる」「安心して話せる」ことで、人は大きく楽になれるのだと感じました。
現在、整形外科疾患とメンタル面のケアの両方に力を入れているのは、身体と心が深くつながっていると実感しているからです。 身体の痛みがあることで、やりたいことを諦めてしまう。 好きなことを楽しめなくなる。 そうしたつらさに、私自身も向き合ってきました。
だからこそ、身体に現れている不調や痛みをしっかり改善し、その方が本来の生活を取り戻せるよう力になりたいと思っています。 そして同時に、痛みの背景にあるストレスや不安など、心の状態にも目を向けたいと考えています。
更年期症状や自律神経の乱れ、慢性的な痛みなどは、単なる身体の問題だけではなく、 人間関係、仕事、家庭での役割など、日々積み重なる負担が関係していることも少なくありません。 病院で検査をしても異常がない。 でもつらい。 そんな声に応えられる場所でありたいと思っています。
鍼灸の魅力は、東洋医学と西洋医学の両面から、一人ひとりに合わせた治療ができることです。 その日の体調や感受性に応じて刺激量を調整し、身体全体をみながら施術ができます。 さらに、施術中に患者さんのお話を聴くことで、身体の痛みの背景や生活環境を知り、それを治療に反映できることも、鍼灸の大きな魅力です。 症状だけを見るのではなく、その人自身をみることができる。 そこに私は鍼灸の奥深さを感じています。
こん野鍼灸院が目指しているのは、 ただ症状を改善する場所ではなく、「家でも職場でもない、安心できる第三の場所(サードプレイス)」になることです。 誰にも言えなかった不調や不安を、安心して話せる場所。 心と身体の両方を整えられる場所。 ここに来ると少しほっとできる、そんな存在でありたいと思っています。 医療機関での経験を活かしながら、医師と連携し、必要な医療につなぎつつ、鍼灸だからこそできる支援を届ける。 それが私の目指す医療のかたちです。
こん野鍼灸・整骨院
千葉市緑区の土気駅、大網駅エリアにあるこん野鍼灸・整骨院は、柔道整復師と鍼灸師両方の資格を持つ院長先生が、西洋医学と東洋医学の視点から総合的な治療を行っているところです。整形外科での勤務経験があるのは医鍼連携において心強い要素だと感じます。
単に症状を診るだけでなく、「なぜその症状が起きているのか」を多角的に捉えているところ。身体的な問題だけでなく、ストレスや生活背景、心理的要因まで含めて評価してくれるので、検査では異常がないけれど不調を感じている患者さんでは、特に連携ができると患者さんのためになりそうです。施術中の対話も大切にしていて、安心して話せる「第三の場所」を目指しているのも印象的です。
得意な症状・得意とする分野・施術で大切にしていること
整形外科での勤務経験を活かし、肩こり・腰痛・膝痛などの運動器疾患をはじめ、自律神経の乱れやストレス関連症状に対する鍼灸施術を得意としています。 また、スポーツ障害や外傷後のコンディショニング、競技復帰に向けたサポートにも力を入れています。
身体の痛みは局所の筋・関節の問題だけでなく、日常生活での負荷、自律神経の状態、心理的ストレスなど複数の要因が関与していることが少なくありません。
そのため、症状のある部位だけに着目するのではなく、「なぜその症状が生じているのか」を多面的に評価することを重視しています。
例えば同じ肩こりや腰痛であっても、
・身体動作や姿勢による負荷
・疲労の蓄積
・心理的緊張
・自律神経機能の乱れ
など、背景因子は患者様ごとに異なります。
そのため、局所症状だけではなく、生活背景や心理的要因も含めて丁寧に把握し、個々の状態に応じた施術計画を立てることを大切にしています。
また、施術中の対話から症状の背景が明らかになることも多く、身体症状の改善には、身体面だけでなく心理社会的要因への配慮も重要であると考えています。
そのため、患者様が安心して状態を話せる環境づくりも、施術の質を高める重要な要素と捉えています。
さらに施術計画を立てる際には、症状のみで判断するのではなく、患者様の生活状況や目標を踏まえた現実的なプランニングを重視しています。
たとえば、 十分な休養を優先すべき時期なのか 仕事や家事を継続しながら改善を目指すのか 試合や大会に向けてコンディションを調整するのか といった状況に応じて、必要な施術内容や目標設定は変わります。 特にスポーツ障害や外傷では、単に安静を指導するだけではなく、競技スケジュールや目標時期を踏まえながら、
・練習量の調整
・回復段階に応じた施術
・パフォーマンス維持のためのコンディショニング
を組み合わせ、競技継続と回復の両立を目指した施術計画を立てています。
鍼灸は、その日の身体状態や反応性に応じて刺激量を調整できるため、症状や回復段階に合わせた柔軟な対応が可能です。 過剰な刺激を避けながら、生体が本来持つ回復力を引き出し、機能改善につなげることを意識しています。
私が大切にしているのは、単に症状を軽減することだけでなく、患者様が望む生活や活動レベルを維持・回復できるよう支援することです。 痛みや不調によって制限されていた仕事、日常生活、スポーツ活動を再び安心して行えるよう、身体機能だけでなく生活背景も踏まえながら、継続的なサポートを行いたいと考えています。
| 院名 | こん野鍼灸・整骨院 |
| 電話番号 | 0432958917 |
| 住所 | 〒2670067 千葉県千葉県千葉市緑区あすみが丘東1-6-4 |
| 最寄駅 | 土気駅、大網駅 |
| 公式サイト | https://www.konno-shinkyu-seikotsuin.com/ |
アクセス
医師との連携|ドクターフレンドリー鍼灸院へ
私が医師との連携を大切にしているのは、患者様にとってより安全で、より適切な医療を提供するためです。
以前、「医鍼連携研修」を受講し、同じ疾患に対する医師の視点、現代鍼灸の視点、中医学や経絡治療の視点を2年間学ばせていただきました。
そこで実感したのは、同じ症状であっても、立場や視点が異なれば、捉え方もアプローチも異なるということです。
医師は医学的評価をもとに器質的疾患の有無を判断し、診断と治療方針を立てる。
一方で鍼灸師は、身体全体のバランスや機能的な不調をみながら、症状の背景にある要因へ働きかける。
それぞれ役割は異なりますが、どちらも患者様の回復を目指している点は同じであり、互いの視点を理解し連携することで、より質の高い支援が可能になることを学びました。
また、現代鍼灸、中医学、経絡治療など異なる鍼灸の考え方に触れたことで、一つの見方にとらわれず、多角的に患者様の状態を評価することの大切さも学びました。
この経験を通して、私は「医師の診断を基盤にしながら、鍼灸ならではの視点で患者様を支えること」の重要性を強く感じるようになりました。
鍼灸施術の現場では、肩こりや腰痛、自律神経症状のように、一見すると日常的な不調に見える症状でも、その背景に医療的評価が必要な疾患が隠れている可能性があります。
そのため、施術前の問診や状態確認の中で、レッドフラグとなる兆候を見逃さないことを重要視しています。
例えば、
通常の筋骨格系症状とは異なる強い疼痛
急激な症状の悪化
神経症状の進行
全身症状を伴う痛み
など、医療機関での精査が必要と考えられる場合には、速やかに医師の診察につなぐことが必要だと考えています。
また、不調の原因が検査によって明らかになることは、治療方針を明確にするだけでなく、患者様ご本人の安心にもつながると感じています。
「何が原因かわからない」という不安は、それ自体が症状を増悪させることがあります。
だからこそ、必要な検査を受け、医学的に状態を確認することはとても重要です。
一方で、検査では明確な異常が見つからないにもかかわらず、患者様がつらい症状を抱えているケースも少なくありません。
そのような場合でも、「異常がない=問題がない」ではなく、
検査では捉えきれない機能的な不調や、ストレス・自律神経の影響が関与している可能性があります。こうした症状に対しては、医師による医学的評価と、鍼灸による全身状態の調整という、異なる視点からのアプローチを組み合わせることで、患者様にとってより良い状態を目指しやすくなると考えています。
医師が器質的疾患の有無を評価し、必要な医療を担う。
鍼灸師が機能的な不調や日常生活上の負担に対して継続的に関わる。
それぞれの専門性を活かして連携することで、患者様にとって安全性と安心感のある治療環境を整えることができると考えています。
そのため、医師との連携において私が大切にしているのは、
医療機関での評価が必要な状態を適切に判断すること
医師の診断や治療方針を理解し尊重すること
鍼灸師として担う役割を明確にすること
です。
鍼灸だけで完結させようとするのではなく、必要な場合には医療機関につなぎ、医師の診断のもとで補完的な役割を担うことが、患者様にとって最も利益のある関わり方だと考えています。
私は、医師と鍼灸師がそれぞれの専門性を活かして協力することが、患者様にとって最適な支援につながると考えています。
安全性を確保しながら、患者様が安心して前向きに治療に取り組めるよう、今後も医師との連携を大切にしていきたいと思っています。
安全性のため心がけていること
一番はレッドフラグ、イエローフラグを見逃さないことです。
次に患者様の状態に応じた刺激量の調整です。
同じ症状であっても、患者様の体力やその日の体調、痛みに対する感受性は一人ひとり異なります。
そのため、一律の刺激ではなく、その方にとって適切な刺激量を見極めながら施術を行うことを重視しています。
刺激が強すぎると、施術後にだるさや痛みの増悪などが起こり、かえって患者様の負担になることがあります。
特に、疲労が強い方や自律神経が乱れている方、刺激に敏感な方では、過剰な刺激が症状悪化につながる可能性もあります。
そのため、施術中の反応や施術後の状態を確認しながら、身体に無理のない刺激で、回復を促すことを大切にしています。
鍼灸は刺激量を細かく調整できる施術であるからこそ、症状だけを見るのではなく、その日の全身状態に合わせた施術が重要だと考えています。
安全性を最優先にしながら、施術後に患者様がより楽な状態になれるよう、過不足のない刺激を心がけています。
影響を受けた鍼灸師や学びの源になった人物・流派・考え方
流派:積聚会
医師が器質的疾患の有無を評価し、必要な医療を担う。
鍼灸師が機能的な不調や日常生活上の負担に対して継続的に関わる。
医師と鍼灸師がそれぞれの専門性を活かして協力することが、患者様にとって最適な支援
というのは、先生が経験してこられた整形外科での勤務歴や、職歴から印象的でした。
近隣の先生で、ぜひ連携のお話をしてきたいという先生がいらっしゃればご相談ください!

