内庭(ST44)完全解説|部位・取穴・主治・禁忌【WHO標準】

_ST44_ 内庭(Naitei / Nèitíng)

内庭は足陽明胃経(ST)に属する経穴です。
経穴番号 ST44
部位 第2・3趾間、中足趾節関節の近位陥出部
経絡 足鉥明胃経(ST)

部位・定位

内庭(ないてい)は胃経の滎穴(水穴)です。歯痛・三叉神経痛・口臽・咽頭痛など顔面・口腔の熱証に特効があります。胃の実熱を清める要穴として頻繁に使用されます。

標準部位
第2・3趾の間・中足趾節関節の前方陥出部(水かきの後縁)
骨度法
第2・3趾間の水かき後縁
経穴・経絡
足鉥明胃経第44穴・滎穴(水穴)
五行穴分類
滎穴(水の穴)

取穴方法(かけ方)

  • 1
    第2・3趾の水かきを確認
    足の第2・3趾の間(水かき部)を確認します。
  • 2
    水かきの後縁を確認
    水かきの後縁(足背側)の陥出を触診します。
  • 3
    陥出部の圧痛点に取穴
    第2・3趾間・水かきの後縁の陥出・圧痛点に取穴します。
取穴のポイント
手の合谷と同じような位置関係。第2趾と第3趾の付け根の間の出みに取穴。

経絡・原穴深度

🐾
刺鍼深度目安
直刺0.3〜0.5寸。
☠️
禁忌情報
特になし。

どんな症状に効くの?

🦷
歯痛・三叉神経痛
胃の実熱による上歯痛・前歯部の痛みに特効。三叉神経痛への遠位取穴。
😷
口臭・咽頭炎
胃熱を清めることで口臭・口内炎・咽頭痛の改善に。
🍵
消化器熱証
胃炎・胃潰瘍の熱証型(灼熱感・口渇)に対応。滎水穴として熱を冷ます。
🐝
よく知られる組み合わせ
歯痛・顔面痛には合谷(LI4)との組み合わせが定番。口臭・胃熱には足三里(ST36)を加える。

お家でできるポイント

☠️
セルフケアの禁忌
特になし。
👋
セルフ指圧方法
第2・3趾間の水かき後縁を爪の角で強めに圧迫。歯痛・口内炎時に30〜60秒強圧迫。

鍼灸師向け:経絡上の配穴

📘 所属経絡ガイド
この経穴は足陽明胃経に所属しています。経絡の循行・全経穴一覧・臨床応用をまとめた完全ガイドはこちら:

✻ここからは主に専門家向けの情報です。

📐
刺鍼情報
直刺0.3〜0.5寸。滎水穴として熱証に瀉法を用いる。

現代的なエビデンス

🕓
内庭への鍼刺激が胃酸分泌調整・胃運動に関与するという研究報告あり、歯痛への鎮痛効果も研究されている。

よくある質問

Q. 内庭に経絡する症状の禁忌は? A. 内庭は胃の実熱に特効。虚証(冷え・疲れやすいタイプ)の歯痛には適応が異なる場合があり、専門家への相談が望ましい。

まとめ

📌
内庭(ST44)は胃経滎穴(水穴)として第2・3趾間に位置し、歯痛・三叉神経痛・口臽・咽頭炎・胃熱に使用。合谷(LI4)との組み合わせで顔面・口腔対患の特効穴として頻用される。

ツボマップで内庭を確認する →

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この記事を書いた人

「医師×鍼灸師プラットフォーム HARI×MED」管理者。クリニックと併設鍼灸院を経営。医学的知見と経営・マーケティングを融合させ、鍼灸のファンを増やす活動を通じて受療率向上を目指しています。持続可能な医療連携モデルの構築を全国で支援します。

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