大椎(GV14)完全解説|部位・取穴・主治・禁忌【WHO標準】

_GV14_ 大椎(Daitsui / Dàzhuī)
大椎は督脈(GV)に属する経穴です。
経穴番号

GV14

部位

項部、後正中線上、第7頸椎棘突起下方の陥凹部

経絡

督脈(GV)

部位・定位

諸陽経の会穴。解表退熱・清熱の代表穴。

標準部位
項部、後正中線上、第7頸椎棘突起下方の陥凹部
骨度法
第7頸椎棘突起(隆椎)下方に取穴
経穴・経絡
督脈第14穴
五行穴分類

取穴方法(かけ方)

1
第7頸椎を確認

頸部を前屈させ、最も突出する棘突起(隆椎)が第7頸椎。

2
棘突起下方を確認

第7頸椎棘突起の直下の陥凹部を触知します。

3
後正中線上に取穴

後正中線上、第7頸椎棘突起下方の陥凹部に取穴します。

取穴のポイント

首を前屈させたとき最も突出する棘突起が隆椎(C7)。頭を動かすと動くのがC6、動かないのがC7。

経絡・原穴深度

🐾
刺鍼深度目安

直刺0.5〜1.0寸

⚠️
禁忌情報

深刺注意(脊髄に近い)

どんな症状に効くの?

🌡️ 発熱・感冒
諸陽経の交会穴。解表退熱の第一選択穴
💪 頸項部痛
頸部のこわばり・痛みに局所穴として使用
🐝
よく知られる組み合わせ

発熱には合谷(LI4)・外関(TE5)と併用。頸痛には風池(GB20)を加える

お家でできるポイント

⚠️
セルフケアの注意

頸部のため強い圧迫は避ける。

👋
セルフ指圧方法

首の付け根、最も突出する骨の直下を人差し指で軽く押圧。深呼吸しながら20秒。風邪の引き始めに。

鍼灸師向け:経絡上の配穴

↙ここからは主に専門家向けの情報です。

📐
刺鍼情報

直刺0.5〜1.0寸。斜刺も可。刺鍼時の放散感に注意

現代的なエビデンス

🔬
大椎への鍼灸治療が免疫機能の調節に有効であるとするRCTが報告されている(Zheng CH et al. J Altern Complement Med. 2014;20(2):87-95)。

よくある質問

大椎はどこにありますか?

項部、後正中線上、第7頸椎棘突起下方の陥凹部に位置します。

自分で押しても効果がありますか?

はい。首の付け根、最も突出する骨の直下を人差し指で軽く押圧。深呼吸しながら20秒。風邪の引き始めに。

まとめ

大椎(GV14)は督脈の経穴で、発熱・感冒・頸項部痛の治療に使用します。
📘 所属経絡ガイド
この経穴は督脈に所属しています。経絡の循行・全経穴一覧・臨床応用をまとめた完全ガイドはこちら:

ツボマップで大椎を確認する ↗

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この記事を書いた人

「医師×鍼灸師プラットフォーム HARI×MED」管理者。クリニックと併設鍼灸院を経営。医学的知見と経営・マーケティングを融合させ、鍼灸のファンを増やす活動を通じて受療率向上を目指しています。持続可能な医療連携モデルの構築を全国で支援します。

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