豊隆は足陽明胃経(ST)に属する経穴です。
目次
部位・解剖
豊隆(ほうりゅう)は胃経の絡穴です。「痰(たん)のツボ」として最も有名な経穴で、呼吸器系の痰・咳、精神疾患(うつ・不眠)、肥満などに広く使用されます。
| 標準部位 | 条口(ST38)の外方1寸(膝下8寸・脛骨前縁の外方2横指) |
| 骨度法 | 膝蓋骨下縁から8寸下方・外側2寸 |
| 経穴・経絡 | 足陽明胃経第40穴・絡穴 |
| 五行穴分類 | 絡穴 |
取穴法(見つけ方)
条口(ST38)を確認
条口(足三里から5寸下)を確認します。
外方1寸にずらす
条口から外方(腓骨方向)に1寸ずらした位置を確認します。
腓骨前縁付近の圧痛点に取穴
条口外方1寸・長腓骨筋と短腓骨筋の間の圧痛点に取穴します。
取穴のポイント
条口よりやや外側で腓骨前縁付近。長腓骨筋と短腓骨筋の境界に触れることが多い。
刺鍼・施術法
刺鍼深度目安
直刺1.0〜1.5寸。
禁忌情報
特になし。
どんな症状に効くの?
- 痰・咳嗽:「痰の要穴」として呼吸器の痰絡みヶ慢性咳哽・�!管支烎に特効。
- 精神疾患:痰湿が神志を乱す病態(うつ・不眠・躁状態)に対応。痰を化して神明を清める。
- 肥満・浮腫:絡穴として脾胃の水湿代謝を促進。水太りや慢性的だくみの改善に。
よく知られる組み合わせ
痰に対しては肺兪(BL13)・尺沢(LU5)との組み合わせ。精神症状には神門(HT7)・百会(GV20)を加える。肥渀には中脘(CV12)・脾兪(BL20)。
自分で押すときのポイント
セルフケアの禁忌
特になし。
セルフ指圧方法
条口より外側・腓骨前縁付近を親指で圧迫。痰・咳がある際は1日2〜3回、20〜30秒保持。
鍼灸師・学生向け:施術のポイント
刺鍼情報
直刺1.0〜1.5寸。絡穴として脾経との表裏調整。痰症には中等度の刺激が効果的。
✻ここからは主に専销家向けの情報です。
