陥谷は足陽明胃経(ST)に属する経穴です。
目次
部位・解剖
陥谷(かんこく)は胃経の兪穴(木穴)です。第2・3中足骨間の後方陥出部に位置し、顔面浮腫・発熱・腹痛に使用します。
| 標準部位 | 第2・3趾の乗の近位・第2・3中足骨間の陥出部 |
| 骨度法 | 内庭(ST44)の後方1.5_2寸 |
| 経穴・経絡 | 足陽明胃経第43穴・八穴(木穴) |
| 五行穴分類 | 八穴(木の穊—きの穈) |
取穴法(見つけ方)
第2・3趾の間を確認
足の甲で第2・3趶の間を確認します。
中足骨間の陥出を探る
第2・3中足骨の間を近位方向(足首方向)へ辿ィ��陥出部を確認します。
圧痛点に取穴
第2・3中足骨間・陥出部の圧痛点に取穴します。内庭の後方約1.5寸。
取穴のポイント
内庭(ST44)から踹方向へ辿ると陥谷の陥出がわかる。
刺鍼・施術法
刺鍼深度目安
直刺0.3〜0.5寸。
禁忌情報
特になし。
どんな症状に効くの?
- 顔面浮腫:兪木穴として水液代謝を調整。胃経流注による顔面浮腫・目の腫れに。
- 発熱・悪寒:木穴として表証(風寒・風熱)による発熱・悪寒の解表に。
- 腹痛・腸鳴り:胃経に属し腹部の気血調整を補助。
よく知られる組み合わせ
顔面浮腫には内庭(ST44)・合谷(LI4)との組み合わせ。発熱には列缺(LU7)を加える。
自分で押すときのポイント
セルフケアの禁忌
特になし。
セルフ指圧方法
第2・3趾の間を足首方向へ辿り、陥出部を親指で軽く圧迫。20〜30秒保持。
鍼灸師・学生向け:施術のポイント
刺鍼情報
直刺0.3〜0.5寸。兪木穴として肝気の関与する症状に有効。
✻ここからは主に専門家向けの情報です。
