肌荒れにおすすめのツボ3選|安全な押し方と場所をわかりやすく解説

肌荒れにおすすめのツボ3選

鏡を見るたびにため息が出る肌荒れ…。スキンケアだけでなく、体の内側からのアプローチが大切です。東洋医学の視点からツボ刺激で、美しい肌を取り戻しましょう。

目次

肌荒れと東洋医学

肌は体内の栄養と健康状態を映す鏡です。東洋医学では「肌は脾胃の栄養に依存し、肹の室発機能に支配される」と考えます。脾胃が正常に機能し栄養が十分に供給されて初めて、潤いのある肌が形成されるのです。肌荒れの主な原因は「血虚(けっきょ)」「血熱(けつねつ)」「湿熱(しつねつ)」の三つです。血虚は栄養不足で肌が乾燥し、血熱と湿熱はニキビや炎症を引き起こします。

またストレスで肝気が鬱滞すると、気血の巡りが悪くなり、肌に栄養が行き渡らず荒れやすくなります。毎日のツボ刺激で脾胃を強化し、血を補い、湿熱を清除することで、根本から肌荒れを改善できるのです。

セルフケアの前に
強いかゆみ、広範囲の湿疹、膿を伴う場合は皮膚科を受診してください。アトピー性皮膚炎等の慢性疾患がある方は主治医に相談のうえセルフケアを行ってください。

肌荒れにおすすめのツボ3選

1. 曲池(きょくち)- 清熱解毒で炎症を鎮める

曲池は肘の外側のしわにある大腸経の合穴で、清熱解毒の代表穴です。肌の炎症、ニキビ、湿疹など熱証の肌荒れに特に効果的。腸の機能を調整し、体内の不要な熱を取り除きます。定期的に押すことで、赤みやほてりが落ち着き、肌のトーンが改善されます。

曲池の位置図

位置:肘を曲げたとき、肘の外側のしわの先端。腕を伸ばしたとき、肘の外側上顆と橈骨頭の間の凹み。

2. 合谷(ごうこく)- 顔面の血行を促進

合谷は大腸経の原穴で、顔面部に深い関連を持つ穴です。気血の巡りを整え、顔全体の血流を改善します。肌のくすみ、クマ、血色の悪さに効果的です。また大腸の蠕動運動を促進し、便秘による肌荒れも改善。デスクワークの合間にいつでも押せる便利なツボで、肌の輝きを取り戻します。

合谷(LI4)のツボの位置 - 3Dツボマップ合谷(LI4)の3D位置図

合谷の位置図

位置:手の甲、親指と人差し指の骨が合流する手前のくぼみ。しっかりした凹みが感じられます。

3. 血海(けっかい)- 血を補い肌に潤いを

血海は膝の内側にある脾経の穴で、古来より皮膚疾患の特効穴とされてきました。名前の通り「血の海」で、血液を増やし巡りを整えます。血虚による乾燥肌、くすみ、キメの粗さに効果的です。脾の機能を強化し、栄養吸収を促進することで、肌の潤いと艶が甦ります。

血海(SP10)のツボの位置 - 3Dツボマップ血海(SP10)の3D位置図

血海の位置図

位置:膝の内側、膝のお皿の内側上端から指3本分(約2寸)上。大腿四頭筋の隆起した筋肉の内側。

セルフケア実践ガイド|安全な押し方のコツ

安全な押し方のポイント:
• 1穴あたり5~10回、朝晩2回の習慣が効果的
• 3~5秒かけてゆっくり押し、3~5秒かけてゆっくり離す
• 心地よい痛さ(得気感)を感じる強度が目安
• ニキビや炎症部分を直接触らないよう注意
• 肌が荒れている期間は1日1~2回の優しい刺激が無難

効果を高める配穴の組み合わせ

経穴名 位置 効果
三陰交(さんいんこう) 内くるぶし上 血を補い肌に潤いを
足三里(あしさんり) 膝下外側 脾胃を強化し栄養吸収促進
太衝(たいしょう) 足の甲 ストレス性の肌荒れにデトックス

もっと効果を実感したいなら ― 鍼灸院という選択肢

セルフケアも有効ですが、本格的な鍼灸治療はさらに期待できます。プロの鍼灸師は、肌荒れの根本原因(血虚か湿熱か、それとも脾胃の虚弱か)を正確に診断し、それぞれの体質に最適な配穴を選択します。細い鍼の施術により、深部の気血の巡りを改善し、肌の回復力を引き出します。

特に慢性的な肌荒れ、ストレスによる悪化、複数の症状が並行している場合は、専門家による総合的なアプローチが有効です。ハリメドでは医師監修のもと、安全で確実な鍼灸治療を提供しています。

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著者:ハリメド編集部|現役医師監修
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この記事を書いた人

「医師×鍼灸師プラットフォーム HARI×MED」管理者。クリニックと併設鍼灸院を経営。医学的知見と経営・マーケティングを融合させ、鍼灸のファンを増やす活動を通じて受療率向上を目指しています。持続可能な医療連携モデルの構築を全国で支援します。

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